派遣労働〜不当な雇用事情
それがし、派遣社員としてはたらいたことはないのですが、派遣社員を雇用することがある立場ですので、そのときのエピソードなどを書いてみます。膨大な紙データをスキャナで読み込んでデータベース化しようという仕事をしていたときの話ですが、仕事の仕方が一定のマニュアルはあるものの、個別事案はそのつど担当者と協議しなければなりませんでした。本当は、派遣社員は派遣元以外の支持を受けて仕事をしてはいけないんだそうです。
派遣社員は、派遣もとの責任者を通して派遣先の担当者と協議を行い、その結果を受けて派遣もとの責任者から処理内容を指示される、ということになるんですが、あの膨大なデータを取り扱うのにそんな悠長なことはやっていられないということで、もう派遣社員と派遣先責任者が普通に会話をしていましたね。同じ職場で仕事をしているのですから、これが本来の姿だと思うのですが、面白い話ですよね。こういうスタイルで仕事をすることは、偽装請負を疑われるというということで禁止をされていますし、現にこのやり方で摘発されたり処分を受けたりした前例もあるときいています。派遣社員というジャンルが確立され、普通に職場を持っていることを考えると、こうした法整備等を考えるべき時期にきている思います。こうしたことを考えてみるのも面白いですよ。